第一回 ニュウの直し方 目次に戻る
江戸後期のなます皿ですがニュウが入ってます。
用意する物
・瞬間接着剤 ・カッターナイフ ・耐水ペーパー#800
・合成うるし ・筆2本 ・金消粉
*うるしの色は茶色を使っています。
ガラス修理の時は透明、銀直しは黒が良いでしょう。
*金粉は24金の消粉を使用。
- 食器の汚れをハイター等で落とす。
- しっかり乾燥させる。
- ニュウに接着剤を裏表両面より染み込ませる。
- 一晩乾かす。
- 表面に固まった糊をナイフで削り取る。
- 耐水ペーパーで水をつけながらこする。
- うるしを筆につけ、ニュウの筋の上に線を描く。
- 約20分後、筆で金粉を漆に擦り込む。
- 1晩置いて水洗いする。
- 右下写真の様に仕上がります。
注 ペーパーをかけた時傷がつく器があります。
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