第三回 ホツとニュウの修理
目次に戻る
江戸中期の五寸皿です。ホツとニュウを一度に直します。
用意する物
瞬間接着剤 ・ エポキシ系接着剤 ・ カッターナイフ ・ 筆2本 ・ 水ペーパー ・ 合成うるし ・ 金消粉
食器を一晩ハイターにつけ汚れを落とす。
しっかり乾かす。
2液式のエポキシ樹脂をまぜ、ホツの部分につける。
糊が乾いたらニュウに接着剤を染み込ませる。
一晩置く。
接着剤をナイフで削って形を整える。
水ペーパー600−1000番で磨く。
うるしを塗る。
20分後、金粉を筆で塗る。
注
食器によってはペーパーで傷がつく物もあります。
出来上がりはこの様になります。
唐子の雪かきの図、冬の食器として使います。
<< 戻る
HOME